代表あいさつ
弊社の所在地、南信州飯田は南アルプスと中央アルプスの谷間、天竜川を望む城下町で風光明媚なところです。 「信州の自然が酒蔵」といわれる通り、水は中央アルプスからの伏流水を用い、米は長野県産酒造好適米にこだわり、厳寒の大自然を利し、さらに伝統に培われた技術を生かし、清酒喜久水を醸造してまいりました。 昭和19年、当地に点在した37軒の酒造家が企業合同をし、喜久水酒造株式会社が誕生しました。 現在清酒のほかに、単式蒸留焼酎、連続式蒸留焼酎、果実酒、リキュール等多彩な製造免許を有しています。蔵人が主になり幻の酒造好適米「高嶺錦」を復活栽培した清酒、また信州初の芋焼酎・信州産そば焼酎、南信州の果実を使ったリキュール、シードル等、生産者の顔が見える風土に根ざした原材料を用い、安全・安心の酒造りに研鑽努力しています。 これからの酒類業界は、少子高齢化社会を迎え、嗜好の変化とともに総需要の減少傾向等によりさらに厳しさを増す業界と思いますが、常に時代の動向、嗜好の変化を見極め、旺盛な研究心と開発に心掛け、品質の向上とさらに愛され信頼される「喜久水」を目指して邁進いたす覚悟です。 これまでの長い間、常に変わらぬご支援を頂きました皆様方に深く感謝申し上げますとともに、今後も変わらぬご支援、ご愛顧をお願い申し上げます。代表取締役社長
後藤 髙一
後藤 髙一